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あらい歯科新聞
2020.01.06

第80号 どうする?!親知らず

親知らずとは、大臼歯の中で最も後ろに位置する歯であり、智歯とも呼ばれています。

生える時期は 10 代後半から20 代前半で、親に知られることなく生えてくる歯であることがその名前の由来だとも言われています。

親知らずは不潔になりやすく、歯肉の炎症を起こしやすい状態となっています(智歯周囲炎)。
智歯周囲炎が広がると顔が腫れたり、口が開きにくくなったりすることがあります。

この場合は、抗菌薬や消炎鎮痛薬の投与で炎症を鎮めた後、様子を見る場合もあります。

しかし、親知らずの生える方向が悪いなど、炎症をくり返しているような場合は、抜歯することが適当と考えられます。

難症例については大学病院口腔外科を紹介しております。

第80号 どうする?!親知らず